日本の政策を見直すブログ~主に金融政策について語る!~

一緒に日本の政策について考えよう!

保険料の負担はじわじわ国民(特に中間層)を苦しめている・・・

今、特に消費税と保険料に関しての増税に国民が苦しめられています。
今回は、保険料、特に年金に関する部分について考察していこうと思います。
以下のグラフを見ると、年々国民が負担する割合(濃い赤色の割合)が多くなっているのが分かります。

出典: 給付と負担について|厚生労働省

だんだん現役世代の負担が増えてきているのが分かります・・・。
さらに以下のグラフをご覧ください。

出典:厚生年金保険・国民年金事業の概況
※上記資料からグラフを作成

厚生年金は企業に勤めている人が入っている年金ですので、かなり多くの国民が該当する年金です。
この年金の平均受給額が徐々に下がっていることが分かります。
税金が上がっているのに、その結果もらえるお金が少なくなるって最悪ですよね!
これは厳しい・・・。

この結果だけ見ていると、今のうちに老後のことを考えて貯蓄などお金の管理をしなければならないと考える人が多いでしょう。
特に子育て世代は、子供のためにお金を追加いながら、老後の生活に備えなければならず、かなり苦しい資金繰りを強いられます。
こんな状態で将来を楽観視して、お金を使うことはできません・・・。

子供に関しては、なかなかお金を抑えることはできないですからね。
やっぱり子供にはなるべくお金のことで不自由な思いをさせたくないですし、お金のことで進学などの将来をつぶしたくないですから。
ということは、賃金が上がらない状況ですので、必然的に支出を減らして対応しようとします。
そうすると、社会にお金が回らず、企業はもうからず、結果賃金が上がらないという悪循環が目に浮かぶようです!!
もう、負のスパイラルですね・・・。