日本の政策を見直すブログ~主に金融政策について語る!~

一緒に日本の政策について考えよう!

「出生率」の減少はまったく問題ない!?

前回の記事で日本を救うのは「出生率の増加しかない!」と力強く宣言しましたが、さっそく反論のような動画が上がってましたwww
私もよく勉強のため拝見しているABEMAニュースでの高橋洋一先生のお話です。
【少子化】「まやかしだ」人口減はホントに問題?出生率の低迷=日本の大問題がテンプレになった弊害とは?内閣官房房参与 高橋洋一に聞く【ロンブー淳】|#アベプラ《アベマで放送中》 - YouTube

動画を見て、主に以下の考えで少子化や人口減少は問題ないとおっしゃっているようです。
・人口減少による労働力不足はAIや機械化で対応できる。
・人口減少と生産性の関係は、様々なデータを見ると関連性がないため生産性を高めることに影響はない。
・人口減少による高齢者を支える社会保険制度について、人口の推移は計算しやすいため、都度その時の状況に合わせて制度を変えるなどの対応ができるため問題ない。
出生率を上げる方法はよくわかっていないため、どのくらいの予算や対策が必要かわからず対応が難しい。
出生率増加に要る人口増加のほうが食料問題など悪影響が予想される。

動画を見て確かになるほど、と納得できる部分はかなり多くありました。
実際高橋洋一先生は、多くのデータを元に検証をされているようなので、説得力がありますね。
皆さんも是非ご覧になって、いろいろな角度で「出生率問題」について考えてみてください。

高橋洋一先生のお話の中で一番注目したのは社会保険料の話です。
社会保険料について人口推移は比較的正しく予想できるため、問題があれば必要に応じて社会保障制度を変えればいいということでした。
基本的には、現役世代の負担が大きすぎれば、給付対象の高齢者の年金を減らすなり負担を多くして対応する。
逆に高齢者の負担が大きすぎれば、現役世代の負担を大きくする。
というように微調整をすれば、年金などの社会保障制度は持続可能であるという主張のようです。
ただし、それでもどちらかの負担が少しずつ大きくなるということだと思うので、やはり根本的な解決が必要なのでは?と疑問が残りました。
皆さんはどうお考えでしょうか?

高橋洋一先生が言うように、少子化が進んだとしても日本を存続していくことは可能だとは思います。
ただ、同じ存続していくならよりよい未来を見通せる世の中を願ってしまいます・・・。